ラテン語 corpus(体, かたまり) + -ation 接尾辞
「体(からだ), かたまり」という意味のラテン語 "corpus" の後に、動詞につけて、動作・状態・結果の意味の名詞を作る接尾辞 "-ation" を付けて、「団体」という名詞になった。
ただ、"-ation" は、動詞に付けて名詞を作る接尾辞であるから、"corpus" から、一旦、「法人組織にする, 会社にする」等の意味を持つ動詞 "incorporate" になり、"incorporation" の省略形として "corporation" が生まれたと思われる。
TOEICでは、ビジネス英語の試験であることから、「法人」の意味で文中に登場することがほとんどである。
また、もともとの "corpus" は、「体, かたまり(=body)」の「かたまり」が強調されて「集大成, 集積」等の意味に使われるようになった。
ちなみに、"corporate" は、「法人組織の, 団体の」という意味の形容詞である。
単語: corporation, incorporate, incorporation, corpus, corporate