古英語 sticca (刺すもの)
"staff" の語源が古英語の杖だったので、当然、"stick" と、語源を同じくするものと思い込んでいたら、「刺すもの」と言う意味の "sticca" が語源のようだ。
他にも杖の意味をもつ単語に "cane", "crook", "wand" などがあるが、どれも語源は "staff" とは違う。
単語: stick, cane, crook, wand
英単語の中から気になるものをピックアップし、語源を調べてみようと思います。特にTOEICによく出る単語を中心に……
古英語 sticca (刺すもの)
"staff" の語源が古英語の杖だったので、当然、"stick" と、語源を同じくするものと思い込んでいたら、「刺すもの」と言う意味の "sticca" が語源のようだ。
他にも杖の意味をもつ単語に "cane", "crook", "wand" などがあるが、どれも語源は "staff" とは違う。
単語: stick, cane, crook, wand
古英語 stæf (杖, 支えになるもの)
最近、テレビを見ているとこの単語をよく耳にする。耳にする頻度でいうと、"goo" に匹敵するのではないかと思われる。声高らかに「スタッフゥーーー!」と叫ぶのは、マセキ芸能所属のお笑いタレント、狩野英孝氏の持ちネタである。ちなみに、突然、ギョロ目をひん剥いて、下唇を不自然なほどに突き出し、片手の親指を突き出しながら「グゥ~!」と言うのは、吉本興業所属のお笑いタレント、エド・はるみ氏の持ちネタである。
さて、"staff" という単語だが、古英語で「杖」という意味の "stæf" の、「支えになるもの」という意味が転じて、「職員」という意味になっている。
しかし、スタッフが支えているものは何なのだろう?会社であろうか、雇用主であろうか。「杖」というニュアンスから、雇用主に好きなように振り回され、自らをすり減らしながら雇用主を支え、ポキリと折れた瞬間に捨てられる様を連想したのは私だけだろうか。
単語: staff, goo
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